13Jul
お店は「お客様」と「地域」のために存在します
カルネヴァーレのお堅い部門担当、取締役の箕輪です。
7月5日~7日の3日間で、当社は横浜市立市民病院に「熟成KINTAN&黒毛和牛カルビ弁当」を計120個寄贈しました。
代官山からの配達を無償で請け負ってくださったのは株式会社出前館です。
感染症を担当されているスタッフの方々は多忙でお昼に外食する時間もなく、
また院内の食堂は営業を縮小しているとのことで、温かく美味しいお弁当は連日大変喜ばれたようです。
院長先生から感謝状を頂き、横浜市のサイトでも紹介されました。
当社の行動規範「Go Straight!」の三本柱のひとつに「地域貢献」がありますが、
これは、店舗のある地域の清掃活動等はもちろんのこと、企業が事業活動を通じて、ボランタリーに社会に貢献する責任(いわゆるCSR)をも含んでいます。
2020年4月、唐突に襲ってきたコロナ禍の影響でお客様はお店にお見えにならなくなり、
我々はお客様に美味しいお肉をお届けするためにお弁当事業を立ち上げました。
最初は売上の減少を補うにはほど遠い出数でしたが、クオリティの高さで多数のメディアで好意的に取り上げて頂いた他、催事出店などでも評判になり、徐々にリピーターのお客様によるお買い上げが増えてきました。
鳴坂社長はコロナ直後のまだ業績が大赤字の頃から、
「病院に対して何か支援はできないか」
と常々仰っておりました。
未曾有のパンデミックの中、
医療現場のストレスがいかに大きいものだったか想像を絶します。
事実、コロナ受入れ病院のスタッフの方は、
自身がウイルスを媒介してしまうのではないかという不安に加え、感染して職場を離脱してしまったら同僚に業務のしわ寄せがいってしまうことや、極端なケースではコミュニティ等で医療従事者とその家族お断りという差別に見舞われたりと、本当にご苦労なさっていると聞きます。
そんなわけでカルネヴァーレでは、「KINTANのある街」の医療従事者の皆さんに美味しい焼肉弁当を食べてもらい、元気になって頂こうと、お弁当寄贈の計画を立てました。
しかし病院は衛生基準が厳しいことはもちろん、
見ず知らずの業者のお弁当を簡単に受け入れてくれるものではありません。
そこで、数多くの地方自治体と連携している株式会社出前館の公共政策チームに依頼して、
支援可能な病院と繋いで頂きました。
それが、横浜市立市民病院でした。
実は横浜市立市民病院は、第一次コロナ禍真っ最中の2020年5月に現在の場所に移転しており、
その際に全個室の感染症病棟も備えています。
また旧病院は暫定的にコロナ患者受入れの専用施設として使われており、まさに横浜市のコロナ対策の要と言える病院です。
今回のお弁当寄贈は、
3日間の配送を終えた翌日にカルネヴァーレとしてプレスリリースした他、
出前館でもリリースされ、Yahoo!ニュースにも載るなど話題を呼びました。
◆カルネヴァーレのプレスリリースはこちら
◆株式会社 出前館のプレスリリースはこちら
早朝からお弁当を作ってくださった、代官山焼肉kintanスタッフの皆さんには感謝申し上げます。
これからも店舗運営を通じて、お客様と地域のために喜ばれる活動を続けて行きましょう。
出前館の配達員さん、3日間ありがとうございました!