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【グレート・リセット】社長講話/2022年3月16日

ー『グレート・リセット』という言葉を知っていますか?

「より良い世界をもたらすために、社会と経済のあらゆる側面を見直し・刷新する」

2021年のダボス会議

議長であるクラウス・シュワブ氏が、この言葉をテーマに『コロナ禍の影響の下で、社会は変わらなければならない』と提案したことが話題となり、その考えが世界中に広がっていきました。

 

ーコロナ禍の2年間を振り返って

2022年3月21日。

ようやく東京都でまん延防止重点措置が解除される見込みとなります。

改めてこの2年間を振り返ってみると「本当に辛く、苦しかった」。その一言です。

2020年3月25日、小池都知事から外出自粛要請が発表され、街から人が消えました。

若生さんと原宿をジョギングしていても竹下通りにいたのはたった2人だけ。いつもの賑わいが噓のようでした。

私たちの運営する店舗のある街から、お客様が消えていったのです。自分達の責任とは関係のないところで、お客様が、そして今までの日常が奪われていく・・・

恐怖。

不安。

笑うことすらままならない。

正直、”人生が終わった”と思いました。2度と元には戻れないと。あまりに衝撃的で、当時のことは記憶にあまり残っていません。

 

ー感謝の気持ちを胸に、前を向く

ただ、いつまでも悩み落ち込んでいるだけでは仕方がない。前を向くのが僕の仕事であり、自分で決めたことをやりぬくのが経営。

精神のバランスをとるために、今まで以上に体を動かしました。大好きな登山やウルトラマラソン。少しでも自分の気持ちを上げるために。

そして何より。耐えられたのは、家族、仲間、友達、そして社員のみんながいてくれたから。

心が折れていたかもしれない状況の中で支えてくれた。本当に感謝しています。

 

ーそして、これから

コロナはいずれ終わりを迎える。

ただ、すぐに通常には戻らないと私は考えています。それには日本人の国民性が根強く関係しています。他人がマスクをしているから、自分もマスクをする。他人が外食を自粛しているから、自分も自粛する。そんな国民性だからこそ、すぐには消費は戻ってこないはず。

しかし国民性という点で考えれば、”自然や花”を見るのは好きな日本人。

お花見などの春には、人が動き、KINTANに来るのではないか。私はそう期待しています。だからこそ今、前を向く。人をそろえ、お客様を迎え入れる準備をする。お客様のために、毎日を生きていく。

やれることを毎日やる、自分のしごとを毎日やりきるのです。

 

ー継続することが、未来を作り上げていく

2003年創業から。コツコツ積み上げてきたからこそ今があります。

会社が一気に成長したわけではない。積み上げてきたからの今。長続きしないと意味がないのです。

コツコツと努力をし、利益を出す。利益が新店舗につながり、みんなの給料になり、新しい仲間を育成する機会をつくる。経営とは現実的なものであり、私はそう思っています。

 

ーそれぞれの継続、コツコツと

『自分にとってコツコツ積み上げるものは何なのか?』

自分が変われるきっかけ、自分の未来を明るくするための行動を。

皆さんには”自分の仕事の在り方”を考えてほしい。会社の為ではなく、自分のために。

それがお客様の為にも繋がると信じています。

 

私は皆さんのために、これからも前を向いてコツコツと努力を惜しまず進んでいきます。だから皆さんも、僕を信じて、会社を信じて、自分の力を信じてください。

これから出会うすべてのお客様を幸せにするために。

力を合わせて前を向こう!!

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