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謹賀新年

社員のみなさん、新年明けましておめでとうございます。2024年もどうぞ宜しくお願いします。

まずは、全店舗の社員、アルバイトのみなさん、そして本部の社員。12月の大奮闘、本当に、本当にお疲れ様でした。売上予算641,945,500円に対して、実績は642,891,844円。単月過去最高を更新はもちろん、達成率100.1％で月次予算を達成しました！

私たちは今年も”限界を超えました！”まさに有言実行。各店舗毎に様々なドラマがあったことでしょう。しかし、これは全社員がまさに心を一つにして、目標を追いかけて掴んだ結果です。昨年はギリギリ未達成でしたが、今年は達成しました。それは、会社が去年よりも一つになった証です。

本当にお疲れ様でした。
ありがとうございます。

そして、創業から10年経った今年も”新しい歴史を作った”店舗が沢山あります。過去最高更新、2023年12月は9店舗でした！

◯六本木焼肉（オープン9年目）
佐々木MGR、小西料理長
◯代官山焼肉（オープン8年目）
伊藤MGR、斎藤料理長
◯原宿焼肉（オープン8年目）
坂本MGR、武田料理長
◯麻布十番焼肉（オープン7年目）
小美野MGR、阪本料理長
◯しゃぶしゃぶ表参道（オープン6年目）
房立MGR、島崎料理長
◯THE KINTAN （オープン5年目）
功刀MGR、下平シェフ
◯渋谷焼肉（オープン4年目）
松原シニア、藤宮MGR
伊部料理長、林料理長
◯横浜焼肉（オープン3年目）
相澤シニア、沈シニア、柴MGR
◯銀座きんたん（オープン3年目）
渥美MGR、磐井太朗、職人清水

文字のスペース上、店舗代表者の名前のみの記載となる事、お許しください。当たり前ですが成果が出たのは、全社員、アルバイトの結束が強かったからに違いありません。9店舗の皆さん、おめでとうございます！

この裏側では、悔しい想いをした店舗がたくさんあります。チームを作りきれなかった、クレームをもらった、戦略が失敗したなど。失敗には必ず理由があります。人のせいにせず、一人一人が振り返り、必ず来年の飛躍に活かしてください。何故なら、「限界はまだ先にある」のだから。

2024年、私は経営理念を一段進化させ、尊重、信頼、絆に”真の自立”を加えたいと考えています。創業から10年経ち、会社は成熟しました。創業時の様な無茶な出来事は影を潜めています。普通が一番、無難であろうという無言の圧力が高まっているのは事実です。当時とは人も大きく入れ替わり、会社らしくなりました。特に2023年は新しい組織、体制である程度動いてきました。課題は沢山ありますが、やはり一人一人が成長しなければ、この規模からのさらなる成長は見込めません。自立とは、「自分以外のものの助けなしで、自分の力で物事をやって行くこと。」と辞書にはあります。今の社員の皆さんをみていると、残念ながらカルネヴァーレで自立している人間は10名もいないでしょう。多くの人は、誰かの指示を待って、それに従っている。あるいは自立と自分勝手を勘違いしているかのどちらかです。私も当然、例外ではありません。

私が自立にこだわるのは理由があります。それは、ゲストのためです。KINTANは多店舗展開をしているレストランです。しかし、マニュアルが確立された世の中でいうナショナル・チェーンとは違います。日々、ゲストが非日常の価値を求めてご来店されます。ゲストのニーズは様々。そのニーズを汲み取るためには、日々社員がゲストを見て、何を求めているか判断し、自ら考えて行動することが求められます。

私が考える”真の自立”とは、「自分で自発的に考え、目標を作り、そこに向かって真っ直ぐに行動する人間」です。

成果を出している人と出せない人、その違いは自発的に考えているか？にあります。言われた通りのことだけやる人は、これから先は評価をされないと思ってください。自ら考えて行動し、その結果失敗してしまったとしても、私はその人を評価します。それが本当に考え抜かれたアイデアであるならば、ですが。

カルネヴァーレのビジョン、「その街で、一番愛される肉レストランなりたい。」この想いを私は今日まで10年間ずっと大切にしてきました。皆さんも、このビジョンは言葉として知っているし、その街のゲストを大切にしていると信じています。しかし、愛されるレストランにクレームは相応しくありませんよね？12月、その点だけが実に残念でした。

2024年を迎えるにあたり、KINTANでゲストの期待をさらに超えるサービスを、メニューを、バリューを提供したい。私はそのためにすべての時間を使う覚悟で1年を過ごしていきます。

本年も何卒宜しくお願いします。

 

2024年 元旦
鳴坂竜一

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