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2024年 畜魂祭(願生寺)

こんにちは
マーケティング・経営戦略室の細野です。

本日は、運営のみなさんと「畜魂祭」に行ってきたのでその模様をお伝えします。

まず「畜魂祭」とはなにか
畜魂祭とは、普段我々がお客様に提供しているお肉、主に牛肉ですね。牛肉はもともと牛さんですから、

その牛を供養し感謝し、1年の祈願をするという法要です。

畜とは家畜(つまり牛や豚や鳥です)、魂とはその命をいただく感謝の気持ちのこと。我々が末長く商売できるよう、1年に1回、こうして祈願しに参るのです。

場所は
高輪ゲートウェイ駅や泉岳寺駅近くの「願生寺」というところです。

こちらは浄土宗(南無阿弥陀仏)のお寺で食肉市場の芝浦の近くにあることから、古くから(都内で唯一と言っていい)牛の供養塔があるお寺です。


4年前の2021年より毎年、この願生寺さんへ毎年供養をさせてもらっています。

今年も総勢11名で伺いました。

まずは
説法(講義)です。

今回は
『十夜放生会』の意義についてです。
十夜とは、浄土宗独自の法要で10日10夜の念仏行で、徳をつむ(善を修すると書いてありました)ことであり
放生会というのは、その昔お釈迦様が前世において、枯れた池で苦しむ魚を水があるところまで運んで助けたところその魚が輪廻し(生まれ変わり)、お釈迦様に感謝したという逸話。小さな命(生)を川や海に解き放つ(放)ことで功徳が詰めるというものです。
(輪廻思想では、あらゆるいきものが自分自身や縁者の可能性(前世)があります)

人は、良い悪いは別として他の命をうばってしまう(仏教では小さい命を殺すのも罪にあたる)
避けることは不可能であり、その償いための良い行いをし続ける必要がある
ということも教えていただきました。

その後、本堂に行き法要を行い、最後に牛の供養塔でみんなで供養致しました。

 

1年1回、このような神聖な場で自分たちの生業を考えられる時間が設けられるのは本当に良い

ことだと思います。
今年も牛さんに感謝をし、気持ちを新たにがんばっていこうと思います!

 

ちなみに
あの世には現世の罪に応じて、八大地獄なるものが存在するそうです。

※キン肉マンにでてくる6大地獄(地獄めぐり)ではございません。

刑期はな、なんと、少なくとも1兆6653億年だそうです。
長すぎて泣きそうです・・。

皆さん、功徳をつんで地獄を回避しましょう

おしまい

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