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知識ゼロから知る、ワインの魅力♪~ラベルのよみ方 後編~

こんにちは!

マーケティング部のマリです!
本日はラベルの読み方後編!

 

おさらいですが、

フランスやイタリア、スペインなど、昔からワインを作っていたエリアを
「旧世界/オールドワールド」と呼びます。

 

前回は旧世界のラベルの読み方をお伝えしています↓

知識ゼロから知る、ワインの魅力♪~ラベルのよみ方 前編~

 

反対に、アメリカ、日本など、
最近(といっても最低10年以上の歴史はあります)ワイン造りを始めてきたエリアを
「新世界/ニューワールド」と呼びます。

 

本日は、ニューワールドのラベルの読み方をご紹介します!

本日のラベルよみで使用するワインはこちら!

左:ニュージーランドワイン
右:アメリカワイン(カリフォルニア)

 

【ニュージーランドワイン】

①生産者名
Seresin(セレシン)という生産者の名前です。

 

②品種
CHARDONNAY(シャルドネ)品種を使っています。

 

③産地(より細かいエリア)
ニュージーランドの中の、MARLBOROUGH(マールボロ)というエリアで作っています。
ワイン産地として、ニュージーランドで有名な場所の一つです。

 

④産地国
NEW ZEALAND(ニュージーランド)産です。

 

⑤ヴィンテージ
2016年に収穫したワインです。

 

 ポイント!

ニュージーランドは
品種名、ヴィンテージ、産地を表記するには、それぞれ85使っていればラベルに表示させることができます!

このワインは、もしかしたらシャルドネ100%かもしれないし、
シャルドネ85%と、他の品種を15%使用したブレンドかもしれない。

100% 2016年に収穫したかもしれないし、他のヴィンテージもブレンドしているかもしれないということです!

これはほかの国、エリアで独自のルールがあります。
(前編では、イタリアワインについてお伝えしたように!)

ごちゃごちゃ言いましたが、条件をクリアして表示しているので、
表示している内容を信じて大丈夫です。
まったく違うものが入っていることはありません!

 

表ラベルに書いていない、アルコール度数は裏ラベルに書いてあります。

 

 

【アメリカ】

ワイン名(ブランド名)
DIERBERG(ディアバーグ)というワインの名前、ブランドになります。

 

品種
PINOT NOIR(ピノノワール)品種を使っています。

 

産地(より細かいエリア)
SANTA MARIA VALLEY(サンタマリアバレー)という産地はアメリカ カリフォルニアにある

ワインでも有名な産地になります。
有名ゆえに、ラベルに産地国である「アメリカ/カリフォルニア」と書かないことがあります。

 

生産者
DIERBERG VINYARD(ディアバーグ ヴィンヤード)という生産者です。

 

ヴィンテージ
2013年に収穫したワインです。
そして、アルコール度数はなんと、表ラベルのキワに書いてあることもあります!

 

ニュージーランド同様、アメリカにも表示するうえで使用する割合の決まりがありますが、
アメリカ全体・オレゴン州・カリフォルニア州と、それぞれ異なります!

ここまで覚えるのは、ソムリエの仕事です!

 

前編と比べて大きな違いは、
やはり「ラベルに品種が書いてある」ということだと思います!

今回使用したワインも、2本とも品種がラベルに書いてありますよね!

 

もちろん、品種を3~4つ以上混ぜている場合は
表ラベルでなく、裏ラベルに細かく原語で書かれている場合もあります。
(厄介なことに書いていない場合もあります)

 

ラベル自体がとてもデザイン性がある場合も、
裏に書いてあったり、ラベルの端に記載してあったりします。

 

例えば・・・こちら。

ラベルには「DENTON(デントン)」としか書いておりません。
品種も国も、何も書いてない、こういったワインもたくさんあります。

この場合、ほとんど裏ラベルに書いてあります。

 

裏ラベルを見ると、
2016年ヴィンテージのネッビオーロという品種を使った
オーストラリアのワインということが分かります!

 

この生産者としては、このラベルを前面に出したかったということです。
(祖父の時代からある絵画のようです)

ワインを飲むときに、どこで作られているのか、など見てみるのも面白いと思います♪

 

次回は、
「ワインボトル、なんで形が違うの?」についてお伝えしたいと思います!

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