3Oct
みなさん9月の1カ月間おつかれさまでした。
前半は悪天候や雨の日が続きました。客数が伸びそうで伸びない中、各店舗ともに苦労があったことでしょう。
またインフルエンザも流行し多くの予約キャンセルがありました。
私もMCMの翌日、インフルエンザA型に感染。高熱が続き、何日かオンラインワークで社員のみんなに迷惑をかけました。無理やり熱を下げ、2日で強引に復活しましたが。
そんな外部環境に左右された9月。会社全体の予算達成率は92.3%、コロナ前対比は92%と後半に巻き返すことが出来て、特にディナーの客数が回復基調になったのは嬉しいことです。
9月25日週は週間売上1億円を超え、2019年比も100%を超えました。ランチは単価、ディナーは客数で勝つという戦略がようやく実を結びました。9月のレターで「悔しいなら、予算を達成して勝ってみろ!」と伝えましたが、最終週に大きく勝利したのは素直に嬉しいね!
さて、先月に続きアスリートの話です。
プロ野球に続きMLBもレギュラーシーズンが終わりました。大谷翔平選手が、アジア人として初のホームラン・ランキングに輝きましたね。
9月初旬に右ひじの手術をし、25試合欠場したにもかかわらず、序盤から本塁打を重ね60本に達成する圧倒的なペースでホームランを積み重ねた結果です。打率は自身初の3割、OPS(=出塁率+長打率)は1.066とリーグトップ。さらには20盗塁と獅子奮迅の大活躍でした。投手としても10勝。2年連続2桁勝利、2桁本塁打は史上初の快挙です。さらに今年はWBC優勝とまさに圧巻、神がかった1年だったと言っても過言ではありません。
そんな大谷翔平選手の活躍の原動力は、「無理し続けること」にあると私は考えています。
「無理はできる間にしかできない。できる限り無理をしながら翔平にしか描けない時代を築いていってほしい」これはイチローさんが大谷選手に贈った言葉です。一般的に、プロスポーツ選手が活躍できる期間は10年前後いわれています。(もちろん、先月紹介した三浦知良選手の様に56歳でも現役!という例外もありますが)日々無理をして身体を追い込み練習するのも選手寿命の短さと関係しているのでしょう。しかし、競技を辞めたら無理はできません。「後悔後に立たず」とは言い得て妙ですね。
私たちはプロフェッショナルな飲食人であり、料理人です。
私たちはアスリートと違って、仕事をする期間は30年~40年と長い。その分、悠長に構えている人が多いと私は感じます。いやいや、日々の仕事の鍛錬、目標に向かって頑張る人と、そうではない人の差はハッキリ出ますよ。それがプロフェッショナルの仕事です。
日々の仕事を頑張れる人、無理をできる人はそれが自然になります。当たり前ですが無理をして頑張る分、他人よりもたくさんのチャンスを得て、活躍します。何よりも無理をしなければ辿り着けない景色があります。その景色を眺めるために、私はできるときに無理をして頑張りたい。そう思って鳴坂は人生を歩んできました。
私は、先日インフルエンザになったと話しました。水曜日に発熱、1日で熱を下げて無理やり薬師岳、立山という3000メートル峰を登りに富山へ行きました。
解熱剤を飲みながらの登山は体力が激しく消耗しとてもしんどかったです。その日山頂から眺めた夕陽は、人生で一番の絶景でした。でも、こんな“無茶な無理”は決しておススメしません笑。
みなさん、10月はカルネヴァーレの1年の最後の月です。
終わり良ければすべて良し。
月間の達成を目指して「ちょっと無理して頑張る!」この言葉を忘れず、自分を、店舗を奮い立たせ、目標達成に執着して一カ月間を過ごしましょう!
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