2Nov
みなさん10月の1カ月間おつかれさまでした。
白金も1年ぶりに営業を再開することができました。
やっとの思いで通常営業です。社員の誰よりも、私は3年間ずっと我慢してきました。表題にもありますが、未曽有の困難を乗り越え、立ち直るまでに3年余り。自分の中では “長かった” というよりも “必死だった” ので、あっという間だったと感じています。
10月の売上は4億3,111万円、9月比で106%、2022年比で110%と順調に伸ばしています。また、2023年度の売上は過去最高の51億円でした。創業から10年間で50億の売上の会社になるなんて “夢” でしかありませんでした。様々な困難から逃げずに、正面から向き合い、経営を続けてきた結果、その “夢” は実現しました。
(写真)恵比寿オープン
困難な現実にぶち当たると、人は逃げてしまいます。しかし、人生というのは自分の意志によってその結果が大きく変わります。実際に、楽なことを選択するのは簡単です。困難なことに立ち向かわずに、その壁を避けて通り過ぎることはいくらでもできます。しかし、ひとたび楽な道を選択してしまえば、その人はずっと楽をし続けてしまうでしょう。
「若いころの苦労は買ってでもしなさい」という言葉があります。私はカルネヴァーレを創業し10年社長を続けてきました。傍から見れば、みなさんは、私がたくさんの“苦労”をしてきたと思うかもしれません。当然、私には数えきれないほどの失敗や挫折があり、苦労はしてきたと自負しています。しかし、私は冒頭で述べたように、“夢や目標に向かって、必死に突っ走ってきた” のです。だから毎日が充実していたし、辛いことも悲しいことも含めて、すべてが私の人生だと自信を持って言えます。私は、目標に向かって一生懸命頑張れることが、何よりも幸せなのです。
(写真)六本木オープン
私も20代の頃は環境のせいにしたことがありました。でも、実際に環境が変わっても気分転換になるだけです。結局は自分が変わらなければ、現実は何も変わりません。それよりも、同じ失敗を2度と繰り返さないようにしよう、一度失敗したらもっと上手に仕事をしよう、そんな風に日々の仕事に変化を加えて、楽しんでいたように思います。少し余談になりますが、私は36歳で起業しました。実は転職は1度しかしたことがありません!しかも転職の理由は最初に勤めたアパレル会社が倒産したからです。(その会社の最後は70億の負債を抱え民事再生になりました。その翌日からすべての資産と在庫は裁判所の差し押さえとなり、債権者と激しい押し問答していたのは私が28歳の時でした)
当然、今とは時代が違いますし、転職に対する考え方も異なります。しかし、人間の本質はそう簡単には変わりません。“石の上にも3年” という言葉の通り、ずっと我慢してやり続ければ自ずと状況は好転してくると、私は信じています。まさに “コロナの上に3年”です笑。
11月1日からはカルネヴァーレの2024年が始まりました。未曽有の困難を残り超えた私たちの最初の月です。「始めよければ終わりよし」のことわざの通り、11月の年初にいいスタートが切れれば2024年は必ずいい1年になります。「花より団子」ではないですが、今月はとことん達成を目指してみんなで突き進みましょう!
新年度の1年間、どうぞよろしくお願い致します。