30Jan
30時間以上起き続けて、被災地で700食のKINTAN焼肉弁当を作って、配った翌日
AM5:00起床、AM6:00出発
私たちの宿泊地は高岡。ここから今回の拠点である能登島地域づくり協議会までの距離はおよそ65キロ。1時間半をかけて通います。
今日の仕込みと準備。今日はお弁当を525食、炊き出し150食です。
ごはんの盛り付けから
作成スタート!
午前中は弁当150食の作成です。肉焼きは社長と誠さん。今日も外で2人ぼっち。
避難所から子供達がやってきました。
焼肉に興味津々です。
本来の炊き出しは夜ですが、特別にお肉をプレゼント。
みんな嬉しそう😁
子供達のはしゃぐ声と笑顔に、私たちも思わずほっこり。疲れも吹き飛びます!
子供たちに話を聞くと、家が倒壊の危険があり、水道が通じず避難所に住んでいるそうです。ここから親に送ってもらい学校にも通っている。日常が失われた、厳しい状況は続いています。
でも、彼らの元気で明るい姿に、私たちが力をもらいました。
黒い服を着て、モフモフしてるから塩田さんは子供たちのアイドル
「熊が来た!逃げろ〜!」
って言われてます笑
人との交流も地域貢献。幸せなひとときに心を満たされ、午後の作成に気合が入ります!
出来たお弁当を、各小中学校に配送するのも大切な仕事です。
お弁当と一緒に、サッポロビール様協賛のお茶、丹波山村協賛の雲取のしずく、田野屋酒販協賛のお水を届けます。
細野さんは中島小学校へ
お弁当150個、1人で配達!
社長と若生さんは
石崎小学校へお弁当150個
徳田地区コミュニティセンターへお弁当35個
山王小学校へお弁当150個
無事に届けてきました。
各小中学校には、ボランティアの方がおり、万全の体制で被災者や生徒たちをケアしています。七尾市の職員の方だけでなく、熊本地震の支援チームはじめ、全国から沢山の方がボランティアに参加しています。
お弁当を届ける道中、道路の崩落や陥没、ヒビ割れがたくさんあり、まともに通行できない箇所も多い。
安全のために交通規制が行われています。地震の被害の深刻さを実感します。
PM6:00
お弁当の配達を終えて拠点に戻った
私の目に飛び込んできた景色
駐車場まで続く人の列!!!
この寒空の中、みなさん楽しみに来てくださいました。
途中で雨が降り出したにも関わらず、それでも列は途切れず、多くの方がKINTANの炊き出しに並んでくれました。その光景に、胸が熱くなりました。
あつあつの焼肉弁当をお届けしたい!被災者の皆様の気持ちが一瞬でも晴れになる様に、お肉1枚1枚を丁寧に焼き上げます。
今回のプロジェクトのリーダーである石川さんは、被災者の皆様に話しかけて、皆様の気持ちに寄り添っています。
笑顔で、ご家族分のお弁当すべてをお受けします。
芝浦畜産の成田社長も駆け付けてくれました。
肉のカットと焼きは勝手が違いますが、彼なりに真剣に被災者と向き合っています。
炊き出し150食、最後の40食は生涯学習センターのボランティアの方のための焼肉弁当を作ります。
全員で掃除をして、元の状態に戻し、終礼。
今回のプロジェクトリーダーの石川さんからの挨拶。
「たくさんの企業の方にご協力いただき実現できました。少しでもお弁当や炊き出しを楽しんでくれたら嬉しく思います。みなさん本当にお疲れさまでした!」
みんなで一本締め。そして、宿に戻ります。
今回の支援活動ではカルネヴァーレと取引先の絆を強く感じました。取引先の皆様が私たちの想いに強く共感、賛同してくださいました。理念である「心をひとつに。尊重・信頼・絆」を初めて実現できたのが被災地での支援活動です。取引先様からの物資の協力があり、それを価値にして被災地に届けることができる私たちがいて、今回の活動は成り立ちます。
改めて気付きましたが、私たちに出来ることは沢山あります。今回の活動を点で終わらせることなく、継続的な支援こそが被災地には必要です。
雲外蒼天
これからもカルネヴァーレとして、そして個人としても被災地への支援活動を続けて行こうと決意しました。
困難の先にある明るい未来を信じて。
終わり