1Aug
みなさん、7月、本当にお疲れ様でした!
6月に続き、売上予算の達成は大苦戦、全体で未達成となりましたが昨年比は104.0%と継続して昨年は超えています。7月の達成店舗は9店舗でした。7月は “いかにゲストと向き合うか?“ を私はMCMで伝えました。リピートしていただけるゲストを何人作れたか?これが一番大切な指標だと感じています。
2024年、カルネヴァーレは業績もさることながら新しい領域に進出しています。それはKINTANブランドを活用したビジネスです。お弁当ビジネスであり(10月に3店舗目の弁当専門店が池袋駅に出店します!)、全国各地で開催する催事出店であり、イベントの出店です。これはKINTANがゲストにとって憧れのブランドになっているからできることです。(ちなみに、ブランドとはお客様の頭の中にあるイメージです)ブランドを作る要素は沢山ありますが、KINTANの場合は “サービス・料理・空間” の3つでしょう。この3つの要素が高い次元でゲストの期待に応えられているからこそ、ブランドとして成立します。
またブランドは一朝一夕にできるもではなく、価値ある資産(無形ですが立派な資産です)になるには相当の情熱と時間が必要です。これは、皆さんの日々の料理とサービスが大きなカギを握っています。ゲストの名前をお呼びするサービスしかり、プレートや肉ケーキでお祝いを完璧に演出するサービスしかり、ランチでのお替りのお伺いやアプリのおススメや活用のアドバイスなど多岐に渡ります。日々ご来店されるゲストの様子を見て、瞬時に判断してそのゲストに合ったサービスを提供する。一見言葉にすると当たり前のように聞こえますが、私たちの取り組みはとても難易度が高く、AIが絶対にできない領域の事を自然とやっているのです。(AIは膨大の情報から一定のパターン認識を行い、定式化し、ルーティン作業を行います。私たちのサービスとは質が異なります)
しかし、ここでいう気配りができないサービススタッフや、料理をレシピ通りに作れない料理人はいずれAIに取って代わられます。では、ヒトにしかできないこととは何か?それは温かみや思いやり、気遣いです。料理や空間を細部まで徹底的にこだわることです。それが、今後もヒトとして生き残るために絶対に必要な戦略になりつつあります。(大袈裟かもしれませんが、強い危機意識を!)
さて、表題に戻りましょう。ゲストの名前を呼ぶサービスも、何のためにやっているかと言えば、当たり前ですが <ゲストの満足=明日の来店> のためです。私たちが使う原価や人件費のコストは何のためのあるのか?それも当たり前ですが、単なる売上のためではなく <ゲストの満足=明日の来店> のためです。私たちの店舗にかかわる費用のすべては、実は未来のためにあります。大袈裟でも何でもなく、今ご来店されているゲストが楽しんでいるかどうかで私たちの未来は決まります。そして、今KINTANが店舗だけでなく、ブランドとして評価されているのは過去の頑張りがあるからです。日本最大級の音楽イベント SWEET LOVE SHOWERに出店できるのも、日本一の百貨店である伊勢丹新宿に出店できるのも、過去には人気漫画ワンピースとコラボしたのも、内緒の話ですが、某コンビニとのコラボが実現しそうなのも、すべてはKINTANブランドの力です。そしてブランドのパワーは、過去の社員やアルバイトが目の前のゲストの満足のために一生懸命に、温かみや思いやり、気遣いのある接客サービスを行ったからです。妥協せずに創意工夫のある料理を提供し続けてきたからです。私たちは過去の恩恵を強く受けています。
少し大きな話になりますが、今の日本があるのも、戦争に敗れ必死に復興してきた先人たちの血の滲むような努力のおかげです。私たちが決して “今” を作った訳ではありません。だから、今働いている私たちは、ゲストのために、未来のために、妥協せずにサービスと料理を全力でやり切らないといけないのです。
*「明日、世界が滅びるとしても 今日、君はリンゴの木を植える」
私たちが明るい未来を作ると信じて、8月はテンション上げていきましょう~!
*(引用)ルターの名言より
Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.
ルター(ドイツの宗教改革者)
1483年11月10日 – 1546年2月18日。宗教改革の中心人物でプロテスタント教会の源流をつくった。
#KINTANブログ
#恵比寿で働く社長のブログ
#なるさかブログ