21Oct
こんにちは。広報のみづきです☺
先日、牛肉寿司きんたんに行ってきました!
社長:明日ちょっと銀座行ってきて✋
一体何が行われるのか・・・
ひろしさーん。
明日は一体何が・・・
KOGEIジビエ会??
・・・それは一体何でしょう???
■KOGEIジビエ会■
4社がタッグを組んで、完全招待制の食と工芸の体験をしていただく会です☝
☑KINTAN
☑KASASAGI
☑gibierco
☑sukoruni wine
KASASAGIさんは、工芸品を取り扱う会社様。
代表の塚原さんは全国の工房を巡って、職人さんたちと顔を合わせ、美しい日本の工芸品を全国に広める活動をしていらっしゃいます。
gibiercoさんは、「社会の問題を食べるで解決する」をコンセプトに、日々の「食べる」という営みに廃棄される鹿やイノシシなどのジビエを取り入れ、社会課題解決を目指す企業様。
スコルニワイン様はスペインワインを専門に取り扱う企業様。
スペインワインを通して“テーブルに笑顔”をお届けしています。
そして我らがKINTANのシェフたち。
さて、会場の牛肉寿司きんたんに到着すると
やっさんに
清水さんと太朗さん
何故かいろんな人に睨まれております💦💦
応援しに来たんだけどなぁ・・・
工藤さん&下平さんもいます!!!
なんだか錚々たるメンバー。
サーヴはソムリエ渥美マネージャーと
中居さんが担当します!
さてそろそろお客様がいらっしゃいますよ!
テーブルは最初のお料理用のお皿がセッティングされていきます。
銀の折り紙⁉
折り紙と言えば、金と銀だけ最後まで残して、大切にとっていたような・・・
いえ、こちらはお皿です。
気になる一品目は
寿司職人 清水さんの【鹿の握り】
ついに鹿も握られる時代がやってきました。
なんと先ほどの折り紙のようなお皿は
錫(すず)でできた工芸品。
自由に曲げたり、延ばしたりできます☝
清水さんが握っている間にお客様はお皿を好きな形に、イジイジ。
曲げたり、戻したり。
こんな個性的な形のお客様も。
実に個性豊かです。
鹿は広島県 福山市のどんぐりや瀬戸内のみかんを食べて育った本州鹿。
バルサミコとお塩で頂きます。
銀座きんたんで牛肉と魚以外のお肉が握られるのは初めて。
お次の料理は・・・
【猪ロース肉のガランティーヌ 赤ワインとブルーチーズのソース】
THE KINTAN STEAKの下平シェフの一品です。
猪。
しかも無花果を食べ荒らした猪。
害獣のようですが、美味しいいちじくを散々食べた猪なので、無花果の甘味、複雑な香り、しっかりと深い味わいのお肉に育っております。
KINTANの牛タン挽肉と合わせて、お箸で切れるくらいに柔らかく炊き直し、赤ワインとゴルゴンゾーラソースと合わせて、スペインのワインに合わせます🍷
シェ・・・シェフ・・・・・
それはそうと、ガランティーヌってなんですか???(無知)
ガランティーヌって言うのは、要するにアレだよ。
猪でなんか色々マイティルヤーツよw
(わかったような、わからんような・・・)
なんてふざけていたのも束の間。
いざ盛り付けが始まると空気が一変!
生産者が愛情をこめて作り上げたワインに合わせて、動物のいのちをいただき、最大限に素材の味を引き立たせるお料理を丁寧に作り上げ、職人さんの知識や経験の積み重ねによって生まれたお皿に盛り付ける。
生産者や職人さんに敬意をこめて
想いを大切にしながら仕上げる
シェフたちは凛として、
写真を撮るのも憚られるほどの緊張感。
なんだか普段よりも、
それはそれはカッコよく見えました✨
続いてのお料理は、
こちらも猪。
【牡蠣と猪のどて煮】
こちらは銀座きんたんの磐井さんの一品。
広島県産の猪なので、広島県のお料理からインスピレーションを受け、牡蠣のどて煮。
赤味噌と西京みそ、信州みその3種のお味噌を使ってこっくりと仕上げます。
季節の黄柚子の皮をすりおろしていただきます。
柚子をおろすのはゲスト。
職人さんが手作業で目を立てたおろし金で。
実際におろし金を触ってみましたが、
今までに経験したことないほどの鋭さです。
お料理に合わせて、合わせるワインも色々。
渥美さんが抜栓する横には、なにやら変わったグラスが・・・
ピボットベースを軸にして、スワリングを楽しむグラス。
フィンカアンティグアのメルローを。
テーブルに置くと
グラスが倒れそうになるんです!
グラスを手で押さえずに注ぐと、
グラスがグワーンって動くんです!!!
私もしっかりちゃっかり自分が飲むために1回注ぎましたが、グラスがグワーンって回って
「割った!!!!!」と思いました・・・。
本当に冷や汗ものでした💦
普通のグラスだとワインのクルクルが上手にできない人でも、このグラスがあれば大丈夫!
かっこよくツウっぽく、クルクルできます。
そしてメイン料理。
こちらはレストラン運営部長、工藤さんの一品。
鹿のロース肉を絶妙な火入れで🔥
ハスカップのフルーティーなソース
黒胡椒のスパイス
根セロリのピューレでさっぱり
メインの鹿に合わせ、茶色の釉薬を塗った焼き物のお皿で。
/
よ📢道産子!!!
ハスカップ●
\
という野次を飛ばしたい気持ちをぐっとこらえて
/
ハスカップに鹿って
ゴールデンカムイじゃん!!!
チタタプ チタタプ
\
と騒ぎたい気持ちもぐっとこらえて
そして何よりも
「食べたい!!!」
という気持ちをぐっとこらえて
撮影📷撮影📷
最後のお料理は・・・
やっさんの一品。
穴熊。
こんなに綺麗に盛り付けられて。
まさか穴熊もこうなるなんて思ってなかったでしょう。
穴熊に合わせるのはシェリー。
そしてシェリーを頂くぐい吞みは、富士山をモチーフに木と真鍮で作られた
“GUINOMI SAKE CUP FUJI”
だけではなく!
色々な焼き物のぐい吞み。
素敵すぎます✨
お料理一品に
・食材情報
・調理情報
・ワイン情報
・お皿情報
という何とも盛りだくさんで贅沢な解説。
お腹もいっぱい、知識もいっぱい
ココロが満たされる
そんなディナーだったと思います。
最後に主催者たちの挨拶。
こうしてジビエ×工芸品×スコルニワイン×KINTANの一夜は幕を閉じました。
おしまい!